歯科医院はできれば行きたくないところだという認識を持つ人が多いです。
子供の頃に受けた虫歯治療によって、歯科医院に苦手意識を持っている人も少なくありません。

虫歯や歯周病と言ったお口の中の病気は、進行性なので放置していても自然に治ることはありません。
冷たい物が歯にしみたり、痛みがあるというのはすでに虫歯になっている証拠で、治療をしなければ治すことはできません。
歯周病も歯茎の腫れから始まり、歯を支える骨が溶けていく怖い病気です。
これらの症状が出てから歯科医院を訪れても、健康な状態に完全に戻すことは難しいです。

歯磨きする親子 そこで、虫歯や歯周病にならないように予防するという考え方が広まっています。
子供の頃から歯科医院に行く習慣があれば、虫歯にならないように歯磨きの方法を教えてもらったり、クリーニングを受けることができます。
子供のうちは歯が弱いので、3~4カ月に1度検診を受けるようにしましょう。
大人になれば半年に1度が受診の目安になります。
私の両親はなぜか歯についてはうるさく、神奈川にいたのですが、小さい頃から大人になってもずっと継続して通えるような信頼できる歯科を調べて、その歯科に定期的に通わせてくれたおかげで、今も丈夫な歯で良かったなと思います。

子供の頃から虫歯にならずに、歯科医院に行く習慣があると、恐怖感を感じることなく受診することができます。
歯医者は歯を削る怖い所ではなく、健康な歯を守るためのパートナーとなります。
習慣というのは、日常生活に大きな影響を与えます。
歯磨きの方法も教えてもらったばかりの頃はその通りに行うことができますが、しばらくするとだんだんと自己流の磨き方になってしまいます。
定期的に受診することで常に正しい磨き方で磨けるようになります。

歯ブラシ 歯磨きをしないと、汚れがたまり細菌が食べ物を分解することでプラークと呼ばれるネバネバした物質を作り上げます。
プラークはやわらかいので歯磨きで落とすことができますが、放置すると固くなり歯石になってしまいます。
歯石は歯ブラシでは落とすことが出来ず、歯医者にある専用の機械を使って除去しなければいけません。
このクリーニングは健康保険が適用されるので、比較的安価に受けることができます。

虫歯や歯周病を放置していると、歯が失われてしまい入れ歯などの治療が必要になります。
入れ歯は粘膜の上にのせているだけなので、違和感が強く自分の歯のように噛むことはできません。
食べるという楽しみや、自分の歯が揃っているという見た目の若々しさなど、歯を大切にするからこそ得られるメリットがあります。
自分だけで歯を完全にきれいにすることは難しいので、歯科医院というパートナーと一緒に守っていきましょう。
私のケースをご紹介しますと、神奈川だったので海老名にある歯科が信頼できました。

虫歯菌を口内から除去することはできる?

疑問を持つ子供 虫歯になるためには、虫歯菌と砂糖が必要になります。
けれども、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌などの細菌はいません。
細菌がいなければ、病気の原因になるものがない状態ですので、健康なお口の状態が続くと思われるかもしれませんが、食事をあげる際にスプーンを共有していく中で、親から子へと細菌はうつっていきます。
1歳半頃が感染のピークと言われ、3歳までに感染しないと一生細菌には感染することがないとされていますが、現実問題として確実に食事を分けることは難しいです。

そこで、お口の中に入ってしまった細菌を除去できれば病気にならないのではないかという考えが出てきました。
歯ブラシなどの日常のケアでは、菌の数を減らすことはできても除去することは難しいです。
菌は単体でお口の中に存在するのではありません。
プラークなどのネバネバしたものの中に存在していて、バイオフィルムという膜でカバーされているので、うがい薬などでも除去はできません。

お口の中には、様々な菌がいて健康状態を保っています。
免疫機能が落ちると、抵抗力が弱まってしまい、日頃は抑えられる菌の働きを抑えられない状態になってしまいます。
すると歯茎が腫れたり、痛みが出るといった症状が出てきてしまいます。

そのため、歯科医院では特殊なクリーニングの器具を使いプラークやバイオフィルムを取り除いてから、マウスピースの中に殺菌作用のあるジェルを入れてお口の中に装着するという治療が行われています。
この治療では日頃守られているプラークなどを除去した上で、殺菌剤を使うことで、より効果的に菌へアプローチすることができます。
継続して使うことで、お口の中全体の菌の数を減らすことができ、歯周病にも効果を発揮します。

このような工夫をすることで、虫歯菌をお口の中から減らす治療が行われています。
けれども、1度口の中に入ってしまった細菌を完全に除去するのはできないのが現状です。
菌の数を減らすだけでも、リスクは軽減できますが、赤ちゃんのようにまったくの無菌状態にすることはできません。

ですから、日頃の歯磨きを自分できちんと行って、さらに歯科医院を訪れてクリーニングをすることで細菌の数のコントロールをしましょう。
歯と歯の間など、磨き残しがある部分は細菌の数が多い部分でもあります。
自分の磨き残してしまう部分を教えてもらい、重点的に磨くようにしましょう。
虫歯や歯周病を防ぐ効果が高まります。

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